初めての味

先日会社の飲み会の幹事をしました。
魚屋さんが経営する飲み屋なので、入り口前にカラスミが干してありました。
それが夜なのに、板一面に何万円もするであろうに。
そのうち店のおじいさん(?)がそのカラスミを手でなでながら話しかけてきました。
我々は「すごい量ですね。いくらですか?」を連発していたら、売り物のカラスミを切って、それも5ミリくらいにじゃんじゃん切って、皆に手渡し始めたのです。
この黒々としたものは、かなりこのおじいさんの手の味がしみこんでいるな・・・。
女性陣はそう思いながら、口の中へ入れました。
男性陣は、宴会前に思わぬおつまみにありつけて喜んでいました。