育児日記最終回

息子がどうしてじーじの刀をとってあるのか?と聞くので宝物の説明をすることになった。
息子の宝物は「お金」というので、お金で買えないものがある説明をした後、
ママの宝物は何でしょう?と息子に言ったら「バイオリン」と答えてくれた。
違うよこれだよと言って、目の前の息子の鼻先に人差し指を近づけたら「鼻?」
違うよーと言って今度は両手で息子の体の輪郭をなぞった。「バイオリン?」確かにバイオリンの形だけど「ママの目の前にいる人」ここまでヒントを出せばもう分ると思ったら大間違い。
なんと後ろを振り返るではないか!
「答えはDだよ、でもばーばもナナちゃんも宝物」と答を教えた(まったくすぐ分らない子だ)
宝物の続きを風呂の中でもやろうと言うので大いに結構とばかりに考え始めた。
息子がいろいろな物を出すので「ママは息子の5本の指は宝物だと思う」指がない人はちゃんとある人の指が宝物に思えるから。
ついでに何でも見える目も、と。
息子はでも自分の体には宝物ではない所があるという。
それは髪の毛が薄いことというので、ここまで私が言っていることがたいして理解できてない。
でもそんな会話をしたことを、なんとなく覚えてくれさえすればいいのさ。