育児日記20

息子の作文「かぬきやまの 5 10のと」
分るでしょうか?
正解は「香貫山の五重の塔」

夏休みのある日、無料の子供向け茶道教室へ行くことにした。
学校の校庭で高学年の子達と蝉取りに夢中だったけど、もう行く時間だよと声をかけたら、「僕には関係ないんだけどー」とDちゃんが言ってるよとその上級生が私に教えてくれた。が、その子に網とカゴを預けて「蝉取っておいてね」と言い残し(今考えると随分なことをしてしまった)茶道教室へ。
息子は行けば行ったで大好きな抹茶を3杯も飲み、けっこうおとなしくお手前を教わっている。
普段の暴れん坊からは想像できないできないことだった。
帰ってきて校庭に直行したらもう上級生達はいなく、網とカゴは万が一の時は家の前に置いていってねといったとおり置いてあった。

その時の高学年の子達は優しかったなとつくづく思う。
学校の校庭は学年の違う子ども達の格好の遊び場だった。
ところが今の学校は建てかえしてから閉鎖的で、遊具で遊んでいる子は親子連れの小さい子ばかり。
寂しい、あのころが楽しかった。
私は息子と校庭で遊ぶ時、周りの子を一緒に引きずりこみゲームをさせるのが大好きだった。
点数をつける遊びだったり、いろいろ。